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8/26 六日目 Billings - Yellowstone - Lava Hot Springs

  • 執筆者の写真: Kodai Hojo
    Kodai Hojo
  • 2017年10月13日
  • 読了時間: 5分

ロサンゼルスに引越ししてから、ひと月以上が経ちました。

横断を終えてから、一ヶ月ほどホテルに滞在しながら新居を探す生活をしていましたが、そんな生活が嘘に思えるくらい、今は落ち着いた生活をしています。

毎日のようにジャムセッションやライブに訪れ、たくさんの人と会って話をする毎日です。

だんだんとロサンゼルスの内側に潜ってきたような感覚です。

それにつれて更新が滞り始めているので、忙しくなる前にアメリカ横断の記事を書きあげてしまいます。

六日目です。

本日の行程はかなりハード。

ビリングスを出発してから、イエローストーン国立公園を観光し、その後ラバホットスプリングスまで向かいます。

朝9時頃にビリングスのホテルを出発、ガソリンを入れ、併設しているコンビニで朝ごはんを買い、すぐにイエローストーン国立公園へと向かいます。

このあたりの道は牧場がとても多いです。荒野というよりかは、木や草原の多い牧場地帯で、馬や牛が至るところにいます。

「ウマウマ!!ウシウシ!!」

「左馬!右牛!」

などと叫びながら、妙なテンションで午前のドライブを楽しみます。

国立公園内にはガソリンスタンドがないので、入園する前にしっかりと給油をします。

度も終盤なので、やはり車も汚れてしまいます。

一日中100km/hほどで走っているので、土ぼこりや、虫の死骸など、いろいろなものが車についてしまいます。

この辺りで一度洗車をします。

だいたい3、4ドルほどで、 洗車ができます。自動の機械ではなく、自分でシャワー

を当てながらブラシで磨いていきます。

車も綺麗になり、出発。そしてすぐに入園。

大きな門を通り、入園料30ドルを支払うと、パンフレットがもらえます。日本語のパンフレットもおいてありました。

さっそく絶景。

パンフレットをしっかりと見ながら、国立公園内のスポットを確認します。

間欠泉、温泉、坊主地獄、蒸気通気口など、様々なスポットがあります。

パンフレットには、様々な注意事項が書いてあり、この国立公園がいかに危険な場所かがわかります。

・動物からの距離。熊や狼から91m以上保つこと(バイソンやヘラジカは23m)。

・鳥などを含む野生動物に餌を与えないこと。(人間の食べ物は有害であり、管理対応が必要になる攻撃的な行動を助長するため)

・指定された遊歩道に留まること。(熱水のエリアがあるため、やけどなどの危険がある。命を落としたビジターもいる)

しっかりと注意してさえいれば、安全に観光することができます。

公園内は素晴らしい景色だらけです。

ある程度進み、一つ目の目的地であるスポットへ。

マンモスホットスプリングスと呼ばれる、真っ白な温泉です。

石灰岩が固まって段丘となり 、独特の形を作り上げています。

たくさんの注意書きがあります。とても綺麗ですが、やはり危険な場所なんですね。

ベリルスプリング。87℃から89℃程の温泉だそうです。

イエローストーンで最も暑い温泉の一つです。

近くに寄るだけで熱気を感じます。

こんなようなスポットをいくつか回りながら、公園内のドライブを楽しみます。

時々起きる大規模な山火事が、イエローストーンの独特な生態系を作っているようです。

ここはメインのスポットの一つですが、もう名前を覚えていません…。

遊歩道があり、間欠泉やマッドボルケーノを近くから見ることができます。

注意書きです。

昔の漫画のようなタッチの、躍動感のあるイラスト付きです。

鮮やかな青色の温泉や、

赤色の温泉。

マッドボルケーノ。

間欠泉。

見たことのない景色ばかりが集まっていました。

そしてさらに数十分ドライブをして、イエローストーンで最も有名な場所へ。

ものすごい赤色です。

バイソンかバッファローみたいな動物にも遭遇することができました。

そして国立公園出口付近のお土産やさんで休憩。

晩御飯はハンバーガーセットです。

このあたりで気がついたのですが、今から宿に向けて出発すると、到着時刻が夜中の一時を超えてしまいます。

ホテルのチェックインの時間が12時までだったので、このまま行くと本日は車中泊になってしまいます。

国立公園は意外と時間がかかってしまいます。ホテルへの道のりのことをすっかり忘れていました。

電話をかけようにも、国立公園には携帯電話の回線がありません。ずっと圏外です。

幸い近くのキャンプ場に公衆電話があったので、急遽モーテルに問い合わせてみると、ドアのロックを開けておいてくれることに…。

親切なモーテルで助かりました。

しかし、ここからは大変な道のりです。

夜中の国立公園は明かりがほとんどなく、車のヘッドライトを頼りに進まなければいけません。

鹿などの動物が、無防備に道路に飛び出してきそうな雰囲気。

田舎道ですが、動物とぶつかってしまうといけないので、あまりスピードは出せず…。

数時間、山道のドライブが続きます。

途中、売店もトイレもない駐車場を見つけたので、そこで休憩。

星を観察します。

当然、写真にはうまく写りません。

普段明かりの多い街で暮らしていると、夜空の明るさに気がつかないものです。

いろいろなことに思いをめぐらせます。

4人の脳裏に様々なことがよぎり、それぞれが感傷に浸っていたと思います。

旅をしてよかったな、と思った瞬間でした。

途中ジャクソンという小さな街を通り過ぎ、さらに数時間運転。

夜中1時過ぎにラバホットスプリングス手前の、ソーダスプリングスという場所のモーテルに到着しました。

これで六日目は終了。翌日はラバホットスプリングス、カナーブへ向かいます。

 
 
 

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